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五輪塔について

記事作成日:2023-02-14

 ご覧いただきありがとうございます。私は、12月半ばに入社したのですが、入社当日会社を上司が案内してくださいました。その際、ムラカミ石材の玄関に五輪塔が飾られてて「これは五輪塔といって凄く徳が高いんだよ。」と教えてくださいました。

皆様にもお伝えしたいと思ったので、今日は、五輪塔についてお話しさせてください。

五輪塔とは‥?

五輪塔とは、主にお墓・供養塔として使われている塔の一種で、別名「五輪卒塔婆」とも呼ばれています。お墓は、ご存知の通りご遺骨を納める場所です。一方で供養塔は、亡くなられた方が安らかに眠れるよう供養のために建てられた塔で、墓地やお寺の他、天災や戦争が起きた近くに建立されたものもよく目にします。

五輪塔の意味

1つ1つの石の形にも意味が込められて作られています。

“空・風・火・水・地”の宇宙の五大要素を表しています。現代の、空があって、風が吹いて、火を焚いて、水があって、地面がある。という上から同じ内容の順番で、上から、空輪・風輪・火輪・水輪・地輪によって構成されています。

 

五輪塔に彫刻する文字

五輪塔に彫刻する文字も宗派によって異なってきます。宗派ごとの絶対に決まった文字を刻まないといけないという決まりは現代では薄まってきていますが、ここでは一般的に刻まれているものを紹介させていただきます。

 

真言宗‥‥サンスクリット語で刻まれてて、“空(キャ)・風(カ)・火(ラ)・水(バ)・地(ア)”と読みます。

天台宗・日蓮宗‥‥“妙・法・蓮・華・経”

浄土宗‥‥“南・無・阿弥・陀・仏”

臨済宗・曹洞宗‥‥“空・風・火・水・土”

浄土真宗‥‥追加供養は不要という考えで、五輪塔は建立しません。こちらは一般的な考えで浄土真宗でも地域によって建てるかたもいらっしゃいます。

五輪塔の歴史

五輪塔は、平安時代後半から造立され始めました。そして、鎌倉時代末期以降一般的にお墓として普及していきました。当時は、五輪塔のお墓が8割でしたが、江戸時代中期からは現代でもよく見かける和墓が一般的になっていきました。

五大要素の思想はインド発祥とされていますが、インド、中国、朝鮮では五輪塔のお墓は見つかってないので、日本で生まれた日本独自のお墓といわれています。

 

考え方は違いますが宗教的には、和墓や洋墓といった個人のお墓よりも宇宙に存在する全てのもの、森羅万象から法要される五輪塔の方が徳が高いと考えられています。

 

ご先祖様に対する報恩感謝を表す五輪塔、現代では和墓洋墓が多い中、五輪塔の建墓を是非視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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